2021/03/19

大腿ボーンの物理焼き込み対策

 大腿ボーンの物理焼き込み方法

2021/03/19 TubeP

MMD人体モデルの中には、足が独自のボーン構造しているのがあります。滑らかな足の形状を表現するために、物理が仕込まれている模様です。(例えば、かわいいおにぎり道場式モデルの脚などがこれに該当します)

このことが、VR180化のときの物理焼き込みに障害となります。物理を停止(メニューから物理演算演算しない)してしまうと、この独自構造で形を保っていた脚が破綻してしまうのです(泣)。


それで、MMD-VR180 HOWTOを書いたついでにいろいろ試してみると、これまでの対処策(恥ずかしいので秘密にしておきます)は基本間違っていたことに気づきました。

相変わらず正しい方法が見つけられない(そもそも原理的に存在するのかも不明?)のですが、映像化してバレない程度の対処策を今回見つけたのでメモしておきます。

1. 左足ボーンのキーフレームを0フレームから9999フレームまで範囲選択してコピー
2. 左大腿ボーンを選択
3. メニューから別フレームへペーストを実行


左足は骨折解消しているのがわかりますね。このままでは右足が折れたままなので、右足と右大腿についても同じことをします。これで骨折してない感じになるようです。いつもこうなるのかわからないのですが、おおむねいい感じです。

ちなみに、MMDで動画作るようになってそろそろ10年ですが、10年目にして初めて、「別フレームへペースト」コマンドを知りました。こんな便利なのもっと早く誰か教えてよ。今までは外部に持ち出して編集してたです。


参考


・さぼてんP様の第6期MMD初心者講座 勝手に出席ノート
・今回の対処で作れるようになったVR180動画(近日登場予定)
・MMD-VR180 HOWTO (bit.ly作りました) http://bit.ly/MMD-VR180-HOWTO


後記


これまでこういうブログとか書いてこなかったのですが、先人の知恵に感謝すべく、自分でも多少書いていくことにしました。でもなんかすぐ飽きそうな気もします。


場合によっては、単純に大腿ボーン(物理)の焼き込みを全部削除するだけでも解決できる場合もあるようです。再生するときは物理をさせないこと。こちらのほうが対処方法としては簡単ですね。 2022/03/21追記

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